確かに手ごたえを感じた。
それは、悪い意味での手応えです。
ネットで始められるライティングの仕事を私は、2018年初頭から副業として実践してみました。
やるからには、シッカリと依頼主に喜ばれる記事を納品しよう!
そんな意気込みで始めました。
コンテンツSEO
コンテンツSEOで騒がれる昨今。
記事を作成するライターの需要は増えていることは間違いありません。
記事作成の需要は増えているけれど、
記事のクォリティもはるかに上がっているのも事実です。
そして、ライター志望の「会社組織の一員になりたくない人」が増えているのも事実です。
地方で考えるマーケティング
地方を例にとってみると見えてくるものもあります。
それは、都会に比べて「就職先」が選べない事実。
特に若い人を例にしてみると・・・
※20代の人
- 超ブラックな宿泊施設
- 介護施設
- コンビニ店員
どこかの企業のフルタイム勤務にありつけたとしても、ダブルワークは必須。
だから夕方まで本業をこなして、夜は「コンビニ」が一番手っ取り早い時間労働者の選択肢になるのです。
2018年のライター事情
話がずれましたが、流れとしてコンビニや時間労働による副業を嫌う人が、ライターを目指す場合もあります。
つまり、時間ではなくて記事を書けば書くほどお金になることへの期待感です。
考えようによっては、ライティングの仕事は、コンビニや居酒屋のバイトに比べて、客や職場の仲間に気を使う必要がないのです。
気を遣うべきなのは、発注書にある「執筆マニュアル」だけ。
マニュアルに沿って記事を作成して、コピーした文章のズルさえしなければ自宅でできる副業になります。
だけど困ったことに、2018年のライター事情は、厄介になってきているのです。
発注者であるクライアントが、コンテンツSEOに向けて「記事のクォリティ」のレベルを100%に引き上げてきています。
つまり!求めている納品記事には、完璧を求めているのに報酬は据え置きの発注者が多いのです。
これは、実際に2018年の1月から7月にかけて取り掛かった実体験から私は、心痛して言えます。
1文字1円も出す気はないのでしょう。
1文字0.5円の単価の記事で、プログラマー並みの「バグの修正」に匹敵するくらいの修正を求めてきます。
恐いですね~~。
結局、1記事が仕上がって、納品しても「修正」「修正」の繰り返しで次の記事に取り掛かることができません。
気づいてみたら、1カ月に目標としていた記事数を執筆することができないのが、現実だったのです。
まあ、ライターを本業とするなら話は別ですけどね。
今回の話をまとめますと・・・
まとめ
本業で本気で在宅ライターを目指し、取り掛かった場合。
単価1文字0.5円でも1円でも案件を選ばないで我武者羅に1日8時間以上、PCに向かってキーボードを叩き、お題キーワードを徹底リサーチ。
顔も見たこともない”他人”のために、身を粉にしてコンテンツSEOのためのオリジナル記事を作成したとします。
本業で月に8万円~11万円ほど。
副業で月に2万円~4万円ほど。
実際は、このあたりがせいぜいな範囲じゃないでしょうか?
まあ中には、もっと稼いでいるライターさんは、いると思います。
そのような輩は、キーボードから火を噴かせて頭から湯気を揺らして殺気じみたような表情で取り組んでいることでしょう。
ということで、私がこの記事で言いたいことは、半年ほど没頭して取り組んでみた副業ライターの現状です。
2018年の現状として、依頼主の要求レベルが高すぎることと、仲介業者への手数料を引かれることで希望の金額までは届かない!
ということが現実だといいたいだけの記事です。
これはライターに限った話ですからね。
もしかしたら、シッカリしたマニュアルを作って、記事の発注側に回った方が稼げますよ。
というのが、ライターを体験した私の感想になります。
参考になれば幸いです。