フライホイールと聞いて、私はタイヤのホイルと飛ぶフライ(もしくはエビフライ)を想像しました。そこで、無知な自分に鞭を打つ覚悟でフライホイールについて調べてみました。
フライホイールとは、モデルや効果のことをあらわします。マーケティングの世界では、成功モデルのことをあらわしますが、ピンとくる内容ではなかったため、リサーチした次第です。
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フライホイールとは
フライホイールは、CRMシステムを提供するITベンダーのHubSpotが提唱するマーケティングモデルです。
参考:HubSpot「フライホイールモデルとは」
フライホイールのキャッチコピーだけで判断すると、良いことづくめのイメージが先立ちます。
- ビジネスの成功を加速させる
- 顧客満足度を引き上げる
HubSpotでは、顧客満足度の引き上げについて、卓越した顧客体験の提供と伝えています。カスタマーエクスペリエンスのことですね。
つまり、SaaS製品の特徴である伴走型のサービスです。顧客の満足度がサービスを提供する企業の利益につながるという思考ではないでしょうか。
この顧客体験の提供を持続することがSaaS企業の宿命とも思えました。
顧客満足度はSaaS製品の導入で向上できるのか
CRMシステムを導入した場合は、自社と取引する顧客情報の管理が始まるわけです。CRMの導入でビジネスに変化が起きれば、顧客満足度は上がるでしょう。
しかし、フライホイールの考え方でいう組織が一丸となる部分は、個人では太刀打ちできないと考えられます。
要するに、個人のフライホイールでは弱すぎるという判断です。フライホイールは、顧客満足度の向上を組織全体で実行するイメージ。さらにその状況を次の状態へと変化させます。
継続してエネルギーを蓄えて放出する
すごいですね。顧客の満足度を原動力として蓄え、そして一気に放出するイメージです。放出は、次のビジネスへの投資でしょうか。と考えてしまいます。
今回は、フライホイールについてお話しさせてもらいました。
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