セールスファネルについて考察してみました。セールスファネルとは、工程やプロセスのようなもの。
ビジネスにおいて、潜在顧客が上顧客へと昇華(しょうか)していく様を視覚化したものです。
段階的には、顧客が次のプロセスで展開します。
- 自社ビジネスを初めて知る
- 自社ビジネスを認知する
- サービスを利用していただく
- 満足いただき継続してもらう
では、一連の流れを仮説で説明しましょう。
Contents
自社ビジネスを初めて知る
Webのビジネスは、SNSやブログなどで自分のビジネスを告知していると考えられます。その際、自社ビジネスに初めて気づく人も少なくありません。ビジネスがホームページ制作であれば、。ホームページ制作の「問い合わせ」が来るようなイメージです。「どんなホームページが作れるの」というような問い合わせが来れば興味を持っている証拠ですね。
自社ビジネスを認知する
問い合わせに対して、こちらから回答をします。
「ウチはお客さんと伴走型でホームページを作ります」
「お客さんのイメージをできるだけヒアリングしたい」
「委ねる内容次第で料金も変動します」
などと、ビジネスの全貌を伝えます。その回答により、お客様は自社ビジネスを認知するという流れです。
サービスを利用していただく
セールスファネルでは、ビジネスの紹介だけで終わってしまうとビジネスが成り立ちません。
「いかにサービスを利用してもらうか」
迷っているお客さんには手軽なサービスの紹介も効果的です。たとえば、ホームページ作成代行サービスを案内してお客さんにできない部分だけ請け負う提案をします。
法外な値段でなければ、検討してもらえる可能性があります。とりあえず、サービスを利用してもらわなければ始まらないからです。
満足いただき継続してもらう
サービスの利用は、顧客ニーズとのマッチングです。顧客ニーズとマッチしたからこそ、対価を得られます。
「何を提供すれば満足してもらえる」
という点を外さなければ満足を得られます。その満足が大きければ継続にもなるでしょう。
Webサービスは、継続されてナンボの世界でもあります。日々のブラッシュアップが大事。
セールスファネルの肝は絞り込み
セールスファネルの説明では、一人の顧客に対しての例をお話ししました。
実際は、複数の顧客から確度の高い顧客を絞り込むステップです。イメージ的には、ファネル(じょうご)の口から落ちてくるのは一握りの顧客ではないでしょうか。
じょうごの上の部分には、潜在層で確度の低い人が迷っている状況です。セールスファネルは、潜在層から顕在層へと態度を変容させていくためのステップになるでしょう。
ますは、具体的な絵図を描くことから始めてみましょう。
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